子供お学力は読解力で決まる
この本は、小学生の読解力が学力の向上はもちろん、将来の生きる力になり、そのために今すべきことが書かれた本です。
どんな本を読んだらいいのかも具体的に書かれているので、お子さんの読解力をつけたい方にぜひおすすめの本です。
まず、知っておきたいのは、その時期にふさわしい、読解力や語彙力がつきやすいものを選んであげること。
そして、音読で、名作を5回か10回読み、そこで使われた語彙を頭に入れ、頭から取り出せるくらい
とにかく繰り返し読むことが大切だそうです。
1)名作を読み
2)あらずじを言って
3)直接読み解いて書いて
4)感想を言う
1)~4)のプロセスが読解力をつけるために必要だそうです。
興味深かったのは、お母さんからのQ&Aで
「自分から本を読もうとしません。どうしたらいいでしょうか?」
という問いに、子供が本が好きとか嫌いとか関係なく、親が読書の環境づくりをして読む環境に追い込んでいくことも大切という回答。
実は、我が家も小学1年生の息子が、本は好きなのだけど、自分で読もうとしません。いつも読み聞かせています。
「読書を子供を強制すると本嫌いになる。」と思っていたので
あまり子供に自分で本を読むことを強制しませんでした。
でも、この本を読んで、息子にも自分で読むことの大切さを伝え、音読をさせるようにしました。
すると息子も、私にリードされ、少しづつ変わってきたような気がします。
この本を手に取ったのが小学校1年の時でよかったです。
たっぷり6年間 親子で読書を楽しみたいと思います。